八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐（エロ漫画・Mauve）全巻ネタバレ

Mauve（鬼遍かっつぇ）TL漫画「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」あらすじ（ネタバレ含む）感想と見どころを画像を使って紹介しています。

■「八禄荘」とは

・某県某所にある高級住宅街
・居住できるのは地主と地主の親族。そして厳重な審査を通過した者のみ
・八禄荘で生まれた子は学校へいかない
・親が雇った家庭教師から英才教育を受ける
・男子は16歳で自由になれる
・女子は16歳で結婚することが通例である

■西妻 紫(にしづまむらさき)

・両親とは別居で広いお屋敷で1人暮らし
・両親との交流は手紙のみ
・学校に行きたいが八禄荘のしきたりで行けない
・友達が欲しい
・夢は「東京」に行くこと

■城ヶ崎 通(じょうがさきとおる)

・紫の家庭教師
・高身長（推定185ｃｍ）

「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」あらすじ

「八禄荘」という高級住宅街。
大きなお屋敷にたった1人で住んでる「紫」という女の子(14)が主人公。

「学校に行って友達を作りたい」
というのが夢。

だけど、
八禄荘では昔から

「女の子は学校に行かず家庭教師から学ぶ」

というのがしきたり。

別居してる両親に手紙を書いてお願いするも

「家庭教師をしたいという男性がいました」
「近々、そちらに伺うはずです」

良い返事はもらえなかったのでした。

母親からの手紙を読み終え
(学校にはいけないんだ…)
がっかりしていた紫。

その時、玄関のチャイム。
急いで向かってみると大きな男。

名前は「城ヶ崎 通」。

父親が見つけてくれた家庭教師だと言い、
これから「住み込み」で勉強を教えてくれると言うのです。

城ヶ崎は父親が「学校の代わりに紹介した」というだけあって優秀な男。

少しずつ心を開いていく紫。

だけどずっと気になってるのは

(父親が紫をいつから学校に通学できるのか許可を出してくれたか？)

ということ。

城ヶ崎が紫の両親から連絡を受けていないか？
気になってしょうがないのです。

「知ってますよ」

紫が知りたい父親からの返事を聞いてるという城ヶ崎。

「紫さんのことを教えてくれるのなら、お答えしましょう」

交換条件を出してきたのです。

これまでずっと教えてくれなかったことを「教えてもいい」と言われ、雰囲気的に「容易ではない条件だ」と察した紫。

「わ、私の何を知りたいのですか…」

城ヶ崎に聞いてみると

「では風呂の後で話しのつづきをしましょう」

入浴後は自分の部屋から出てはいけない。というルール。

(これはきっといけないことだ)

頭ではわかっていたけど、お風呂を上がってから城ヶ崎を待っていたのでした。

緊張しながら待ってると障子の外から聞こえてきた

「紫さん」

城ヶ崎の声。

「君が障子を開けて僕を部屋に入れてくれても、君が何かを失うわけではありません」
「ただ少しだけ、大人になるだけです」

その言葉の意味が

処女と引き換えに父親の返事を教えてくれるのだ。と…理解できた紫。

考えれば考えるほど不安は大きくなっていき、
結局この夜。
紫が障子を開けることはなかったのでした。

翌朝、
(気まずいな…)
と思いながら朝食を食べるために居間に向かった紫。

「おはよう」

城ヶ崎は怒ってる様子もなく、普段どおり。

「ご両親から手紙を預かっているよ」
「良い報せだといいね」

封筒を手渡されたのでした。

緊張しながら封筒を開け、
手紙を取り出す紫。

だけど、
その手紙には「紫が知りたかったこと」は書かれていなかったのです。

その日の午後。

「障子を開けたら先生は何をするんですか？」

城ヶ崎に質問する紫。

「気になるなら今夜」
「障子を開けてみなさい」

城ヶ崎が部屋の前まで来ると
障子を開けてしまうのだった…

「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」感想

「八禄荘」という特殊すぎるコミュニティで生まれてしまったせいで、

大きな屋敷に1人暮らし、両親と別居、学校へはいかせてもらえない…

特殊すぎる「八禄荘という高級住宅街」で生まれ育った紫。

さらに「16歳になると結婚しないといけない」というしきたりまで存在していて、自分の将来を自分で決めることはできない人生。

「箱入り娘で純粋培養の子」といえば良い印象に聞こえるけど、八禄荘は別次元。

「家系や家督を守るために結婚するまで箱庭で飼育される」と呼んだ方が正解かもしれません。

紫の夢は

・学校に行きたい
・友達を作りたい
・友達と東京へ行きたい

という現代の子なら普通のこと。

だけど、それは叶わぬ夢。

両親と疎遠の紫が頼れるのは城ヶ崎ただ1人だけ。

処女を捧げ、外のことを教えてもらい、妄想の中で夢を叶えていきます。

そんな城ヶ崎にも「ある秘密」がありました。

城ヶ崎も紫と同じく「八禄荘」生まれ。紫とは比べ物にならない家系の良さ。

父親から「西妻家の娘と結婚するのは許さん！」と言われるも、あきらめられなかった城ヶ崎。

「紫を城ヶ崎家の嫁として相応しい人間にするため」に家庭教師となったのです。

「八禄荘」は漫画の中の世界観など、これまでは見たこともない面白い内容。

これまでの「Mavue（鬼遍かっぇ）さん」作品の中ではエッチシーンは少なかったですが、大満足なTL漫画でした。

八禄荘
‐家檻と花辱の嫁‐
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・配信状況

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コミックシーモア		まんが王国
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八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐
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「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」まとめ

「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」ネタバレ、感想、無料で読めるか？などの紹介でした。

自分の思い通りに生きれなくて苦しむ紫と
自分の思い通りに生きたくて闘う城ヶ崎。

結末では「お互いの求める未来」までは描かれていなかったので、続編が読みたくてたまりません。

(続編では2人の望む将来が描かれてるといいなーって勝手に期待しちゃってます笑)

あとがきで作者のMavue（鬼遍かっぇ）さんが書いていましたが、「八禄荘‐家檻と花辱の嫁‐」は、

・年の差
・家庭教師
・箱庭で生きる純粋培養の子

など作者さんの性癖がモリモリな作品。

さらに「光源氏計画」という要素も含まれていて、期限付きのミッションをどう達成していくのか？というのも見どころの1つ。

会員登録しなくても無料立ち読みできます。
ぜひ、読んでみてほしいなーと思います。

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